2026年6月1日 ・ 約5分で読めます
ライブハウスのFL比率とは?理想の目安と改善の3ステップ
FL比率(原価+人件費の割合)はライブハウス経営の健全性を測る基本指標。意味・目安・具体的な改善方法を解説します。
FL比率とは、売上に対する「F=Food(原価)」と「L=Labor(人件費)」の合計の割合のこと。飲食を伴うライブハウス経営では、利益が出ているかを判断する最も基本的な指標です。
FL比率の計算式
FL比率(%)=(原価 + 人件費)÷ 売上 × 100。一般的な飲食業では55〜60%が目安とされ、これを超えると利益が出にくくなります。
ライブハウスならではの注意点
- ドリンクの原価管理:仕入れ値を把握しないと粗利が見えない
- バンドへのギャラ(バック)も実質的なコスト
- 単発バイトの人件費はイベント単位で変動する
改善の3ステップ
① 数値を「見える化」する
まずはイベントごとに、チケット・ドリンク売上と、原価・ギャラ・人件費を記録。どんぶり勘定をやめるだけで打ち手が見えてきます。
② 原価の高い・利益の低い商品を見直す
ドリンクを粗利額でランク付けし、出ていない・儲からない商品を入れ替える。売れ筋に絞ると在庫ロスも減ります。
③ シフトを売上に合わせる
動員が読めるイベントは人員を最適化。アサインと給料を管理して、人件費をコントロールします。
Livehouse Navi は、レジの売上とイベントのチケット・ギャラ・変動費から限界利益率を集計し、損益分岐点売上高をダッシュボードに自動表示します。FL を見直すときの土台になります。